10) e-Style ! ホワイト・シングル・レーサー

その4 トゥストラップ

 トゥストラップ:トゥクリップに取り付ける足を止めるベルトである。
 ほとんどが茶色の革ベルトが主流のように思われるが、
フランス・イタリア製のものは種種様々、国内で生産しているのは、
MKS、KASHIMA、FUJITOSHI、探せば色々あるのだが、
どうも、流通していない。売っているところが少ないのである。
MKSの白をみつけたのだが、バッファローの革なのである。

NJS公認マーク入りになると、鬼!高くなる。政治的なにおいを感じる。
だが、いいものであることは確かなようだ。いろいろなストラップを
ネットから拾ってきた。こんなのもあるのである。


Wタイプはトゥクリップに
2ヶ所のベルトガイドがつくので、縛りすぎのような気もしないでもない。
ZEFALのクリストフが、牛革でやわらかくて馴染むのが早く、使いやすい。
ZEFALのナイロンを平らに編みこんでベルト状のものにした ストラップは
安くて色の種類が豊富なのだが、締めるとゆるまないので、脱げない!
咄嗟のときに、微妙に危ない。ベルト1本されど、ベルト1本なのである。

競輪の選手がビンディングでなく、トゥクリップ なのは、
NJS公認のビンディングをつくるメーカーが現れないからなのだろうか?

その3 丹下チャンピオンNo.1 アヘッドステム化。

この自転車のオーナーは、若干お腹周りが、有る方で、
スレッドステムでピストバーだと、呼吸が不可能に近い。
アヘッドステムアダプターを取り付けて、ハンドルの高さを
上げる事にする。


ドロップ用ブレーキレバーのレバー部分を取り外し、
グリップだけを、定位置に取り付ける。
ギヤ比2.88888∞にセットしてあるのだが、重たくは無いのだが
軽いギヤ比ではない。登りになるとガシガシ!シャカリキるには、
グリップは不可欠である。

その2 シングルレーサー ドロップバーに進化す!

 
TANGE CHANPION No.1

そん所そこいらに、在るフレームではない。

「これ、ピストですか?」

いろんな、人が、訪ねて来る。

「丹下のチャンピオン No.1 フレームだ。」

と説明しても理解できない人ばかり。

説明することもない、ピストレーサー

が、出来上がった。

この自転車の要は、ボトムブラケットである。
Campagunolo の CHORUS のボトムブラケットを組み込んだところである。

シールドベアリングが右側(クランク側)に2個、左側に1個という
左右非対称なベアリング配置なのである。トルクの掛かる側には
2つ並んで入っている。試乗してみると、スルスルなペダルの回転を
提供してくれる、優秀なBBである。回転軸中心に、良いベアリング
を入れるということは、自転車の走りの品質がワンランクもツーランクも
レベルアップするのである。転がり抵抗をゼロに近づけることは、
ペダルを回すチカラがすべて、前進するチカラに換わるのである。
なので、乗り心地 抜群の自転車になるのである。 

仕様
フレーム:TANGE CHAMPION No.1 ナショナルブランド

BB:CAMPAGNORO CHORUS JIS 68-102

クランク:SUNTOUR Sprint 7000 削り落とし研磨済のカスタムヴァージョン

リヤホイール:MAVICリム GRAN COMPEハブの手組みオリジナル

フロントホイール:SURLY

タイヤ:GRAN COMPE 白

ブレーキ:前後共 DIA COMPE ピスト用

チェーン:KMC 防錆 チェーン

 

では、この自転車の生い立ちを、
最初から、どうぞ御覧ください。
  ↓

その1 オークションの出物から

ある日、 

「ピストを組んでくれない?。」と、とある会社の社長に頼まれた。
「オークションでヴィンテージものをあつめて、
それで組んでみよう。」
「まっ白い!色がいいなぁー!」
と注文される。
「それぢゃぁやってみるべぇ!

 


クランクを甦らせる。マスキングして、塗装の後リング部分を磨くと、↑になる。


ペダルは磨り減ってしまってグリップしなさそうなので、鋸の目立て!である。
そうすればまだ使える。反射板のところまでいける、50年ぐらい、使えそうである。
☆特製ヴィンテージフラットバー;☆

個人的ストック物のヴィンテージフラットバーである。艶消しの黒に塗る。

☆☆☆! 急遽大物をオークションで発見!!!!!!☆☆☆

★CHAMPION No.1フレームのナショナルのピストだ。
  PCから写メのものだが、これである!

完璧なシングル・レーサーにしないと、フレームにおこられる。
そういう、昭和の特級品である。昭和の匠の手作りの
フレーム、布で乾拭きしただけの状態で写メ!どーぞ。

・National刻印シートスティ ・TANGE No.1の証明   ・フォーククラウン装飾


♪明る~いナショナル×2♪ みんな~♪ うちじゅう♪ なぁ~んでも♪なしょなぁ~るー! 

ヘッドチューブの上下のラグは、こんなの見たことない。
 

★Wheel

前輪のホイールは、いい感じのを掘り出してきた
SURLYという名前のホイールである。
普通の32本組みホイールである。
このホイール14番スポークと15番スポークが入り混じって組んであるのだ。
流行なのであろうか?横から見た時のシルエットを重視して組んだのだろうか?
綺麗な、ホイールである。 



後輪を探していたのだが、ジャストフィットのものが無く、
探してる暇があるなら、組んでしまおう!といふわけで、
渋谷のとある店に行き、バラで購入する。 

 バラバラのものを、組み立てる。

はい、後輪ホイール完成!
簡単に組んだように見えるだろうが、ウルトラ、マッハ、ギガント!大変である。

 ( MAVIC SPORT OriginalHandMadeWheel ) 

32本組、片面16本の両面で32本になる。
最近は、リムの強度があるので、少ないスポークのホイールが出回っている。
自転車リムは、36本組が普通でだと思っている私は、昭和のレーサーである。

 この自転車のオーナーは、最初に乗ったチャリンコがビアンキのチャリンコで、
ホイールがSHIMANOのWH-505で28本組である。
36本組の私の復活ユーラシアをみて、スポークが多いいと云っていた。
 平成の世は、スポークを減らす事で、横風の影響を抑えるのだそうである
リムが厚いので、横風の影響は変らない。と思う。
WH-505写真・【SHIMANO】ホームページより・
ようやく前後のホイールがそろった。
 

18Tのシングルフリーが、手元に届いた。

フロント40Tのリヤ18T ギヤ比2.2222….∞
重たくなく、軽くなくといったところかな、。

組み付けをするのに、とある会社 の倉庫の一角を借りることにする。
シングルレーサーの部品数はロードに比べると、各段に少なくてすむ
少しずつ部品を運び込んで、一揆に組み立ててしまおうかな。
と目論んでいたのだが体育の日の連休に一揆にやってしまおう!
それで、塗装と組み付けを1日でやるつもりが、思わぬ落とし穴発覚!!
F・Rエンドが、なななんと!8㎜Φであった。フロントは、ドリルで10mmΦに難なく
変更。リヤは、いちばん奥側をドリルで穴を拡大その後、棒やすりでけずる、
削る、ゴリゴリ、削ること3時間!削ってやっとのことで、10mmΦに進化。
チェーン引き金具の10mmΦ用を仕入れないとならない。

下の写真のゴチャゴチャ、としている物これが、シングルレーサー1台分の全部品である。
左下から、ざっと

(BBシャフト、HKKチェーン、DIA COMPEブレーキレバー、センタースタンド
BONTRAGERチューブ、GranCompeSSホワイトタイヤ、ヴィンテージフラットバー
ポリライト18㎜、ヴィンテージグリップ、SHIMANO18Tシングルフリーホイール、
赤いDIA COMPE F・Rブレーキ、SAKAE CUSTOM クランク 40T、SELCOF製
エアロシートピラー、SAKAE CUSTOM ステム 突き出し80㎜) 

シンプルに組み立てる自転車でもこのぐらいの部品を集めなければならない。

これで、部品はそろった。サドルとチェーン引き金具を加えれば、1台分である。


赤のアルマイト処理は、しぶい!
 

 クリスタルパールホワイトに進化

日差しのいい日は塗装の乾きが早い

 

  組み立てる。

 

 

一揆に、組み立てる。組み立て始めると、途中で写真を撮る余裕は、無い。
チェーンは、HKKである。
 

朝日をあびて、完成!! ぱちぱち!
とある会社に納車して、社長は大喜び!!
 

KASHIMA 5 GOLD どーも とある会社の社長に、合わない様である。
なので、仕舞っておいたサドルをひっぱりだして、やはり、赤のバックスキン!
→皮革を貼る→ 

パキパキのビニールレザーを剥いで、赤のバックスキン!

甦り産れ代わる VELO。 

   TANGE CHAMPION No.1 シングルレーサー完成! ぱちぱち!。 

 


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