11) e-style RoadRacer フルカンパ ロードマン

e-Styleロードレーサーを頼まれた。
1981年製ロードマン※のフレーム。
この昭和のクロモリフレームで、ロードレーサーを組むことにする。
このフレームから、贅沢極まりない自転車を組み上げることになる。 
 ※サイクリング入門用として、時代を築いた、ブリヂストンの大ヒット自転車である。
 オプショナルパーツが沢山用意されていて、ロードタイプから、スポルティーフ、
 ランドナー、キャンパーと多種多様を網羅していた。日本のサイクリング人口を
 圧倒的に増やした自転車のひとつである。他のメーカーでも様々なサイクリング
 用自転車を競って、発売していた。
 記憶にある自転車関係の会社名、車名は、山口ベニー、ツノダの自転車、
 日米富士、セキネサイクル、ミヤタカリフォルニアロード、ミヤタルマン、
 丸石エンペラー、ナショナル ラ・スコルサ,ナショナル デ・モンタブル,
 BS ロードマン、BS ユーラシア、BS ダイアモンド、BS グラン・ヴェロ
 エヴァレスト、ケルビム、三連勝、丹下鉄工、石渡、栄輪業、前田工業、シマノ、
 片倉、藤田サドル、吉貝、などなど、
 順序はめちゃくちゃであるが、国産の一番元気がよかった時代に、
 自転車に興味を抱いたチャリリーマンである。

ロードホイールを、桃輪先生から仕入れる。
イタリアからやってきた、赤い、赤い!ホイールである。

FulcrumWheels R7-8CFRRS Made in Italy
 


 「フルカンパで組みたい!」とオーナーは、云っている。
ヴェローチェか、もしくは、ケンタウルあたりで、組もうかとも思っていたのだが、
桃輪先生のお勧めで、コーラスのセットを購入。いろいろ、先生に教えてもらう。
まだ、平成の時代には、なじみが、薄い、チャリリーマンである。 

10 Speed Rear Sprockets

10 Speed Rear Sprockets





まるで、宇宙から来た使者のような、形ばかりである。
イタリア製は、デザインが違う。
はたして、1981製BSロードマンのフレームに
取り付けられるのだろうか?フロントディレーラーのチューブ径は、合うのだろうか?
桃輪先生によると、アダプターがあるということである。   
28.6Φのシートチューブ用フロントディレーラーを桃輪先生は、用意してくれた。

イタリアンレッドのフレームにする。
塗装する前に、フレームの加工をしなければならない。
昭和のフレームに最近の部品は、そのままでは、
取り付け不可能である。
★はじめにフロントフォークキャリア用ネジ穴のダボを切り落とす。
ロードフォークに変身させ、ブレーキが組み込めるように加工する。

 

フォークの裏側6ミリΦを8ミリΦに開け直す。そして平面に加工する。


これがスケルトンブレーキ!軽くて強度有、風の抵抗も減らしてある。超エリートのブレーキだ。

★次は、フレームにリヤブレーキを取り付けできるように加工する。

受け側の6㎜Φを8㎜Φに開け直し、湾曲ワッシャーも8㎜Φに穴あけする。

フロントとリヤのブレーキ、装着準備完了! ひとまず、ぱちぱち!
ただ、色を塗って組み立てるだけでは、許してくれない、昭和のクロモリフレーム
なのである。それに、 このフレームは、27インチWOのタイヤを履いていた。
700Cのホイールとタイヤを 組めば、当然ブレーキのアーチ長が足りない。
なので、エクステンションを考えた。使わないクランクを切り出して。ねじ切りして
ボルトオンするつもりである。手書き原寸図面に実物ブレーキシューを差し込む。
 

 削って穴を開け、ねじを切り、ひたすら削る。鉛筆でラフに書いた図面など見ないで
 カット&トライのみ!。 
★アーチエクステンションひとつだけ、完成!ぱちぱち!!!

フロントフォークに仮組みしてみる。

ボルトの3れんちゃんだが、シューから、本体に掛かる力を考えると
最低でもこのぐらいの厚みにするのが当然であろう。気持ちは、もっと薄くしたいの
だが、強度不足で折れると危険なのでこの厚さで、後は、
面取りで薄く見せられるようにしてみるべぇ。
クランクの鍛造アルミニウムは、はげしく硬い!ドリルの刃は、ステンレス用
でも、なかなか開いてくれない。昭和57年ごろの鍛造アルミは
ほんとに、硬いのである。
★前後の分、4個を削りだした。こりゃ、アルミ細工芸術品である。
 

★塗装のまえに、剥離する。

塗装がふやけてボロボロとれる。そういう溶剤である。
青い塗装分でも、100グラムぐらいは、軽くなるだろう(たぶん)。
錆びのある場所も突き止められるので、便利な「強力はがし液」だ。
ッと思いきや!!!
  実は、この剥離材、きかない弱いはげない
何とか大臣賞のしなものでも、使えないものは、使えない。
結局、手で削ぎ落とす事になる。

フロントフォークは、意地で剥いだ!昭和の時代の塗装は、強いのである。 

★ドロップバー


プロファイルデザイン 440㎜ オーナーは、体格が大きめなのでこのぐらい
のサイズでも使えるであろう。軽くて強い90年代のアルミバーである。
最近のアナトミックバーより大きいが、いろんな場所を掴めるので便利である。

★いよいよ塗装開始である。
 1度塗り 

2度塗り

3度塗り

4度塗り

5度塗り

秋の陽射しは、弱い、空気は乾燥しているので乾くのだけは、早い。

つぎは、クリヤーを塗装する。クリヤーは、2度塗りした。
塗装のトータル7度塗りである。 

ヘッドパーツは黒メッキ塗装をかける。(この塗料は、極秘である。)

クランクを準備する。プロファイル Cr Mo ステムに アルミバーを 仮組みする。


 カーボンクランクの値段だけでも、ママチャリが3台ぐらい買えます。!!!
平成のカーボンフレームロードレーサーを凌駕するロードレーサー
になることは、まちがいない。トータルで何キログラムになるのか
が、たのしみである。 
★ディレーラーを組み付け る。

CHORUS マークが、光る! 渋いロードレーサーになりそうである。
ボトルケージのビス穴の開いてないフレームなので、組上げる前に
穴あけ、ネジ切りをする。


ボトルケージ装着完了!ぱちぱち!

そして、一気に組上げる。毎度の事ながら、組立の途中の写真がなくて申し訳ない。

                   コーラス・ロードマン! 完成!  

                    ぱちぱち!×100!!!!
納車後に問題が発覚!!
おなかが邪魔をして、グリップを掴むまでは、手が届くのだが 
ブレーキをかける上体になると、苦しくて、呼吸が出来なくなるそうである。

これは大変と、短いステムを探してきた。50㎜アヘッドステム、
早く、取り換えないと、酸欠のオーナーが、あぶない。

e-styleロードレーサーの改良である。おなか周りが少々余り気味なので、
苦しい体勢を緩和するべく、ステムを取り換えてみる。
 

バーのグリップが遠いいのである。

バーのグリップが遠いのである。

50㎜のものを用意した。

取り換えてみると↓こんなである。

オーナー御満悦である。ぱちぱち!
シートピラーの交換である。
ステムを黒くしたので、シートピラーも黒に変えるのである。
SR(栄輪業)のデットストックを入手した!!!

このシートピラーを組付けると、一段とフェ〇ーリの雰囲気が出る。
早速、組み付けてみる。

以前は↓これ。

サドルとバーの間が縮まったので、だいぶ乗りやすくなった。おなかの肉もぢゃまに
ならないと思われる。 

サドルの取り換え+ハーフクリップで更に乗りやすくなった、フルカンパロードマン

CHARGEというサドル、ザ・トレイルストアーのハジメクンに進められて購入
早速、ロードマンに組む

チャリリーマンⅢ号 の脚は確実に、きまってきているのだが、

  おなか周りが、、、。(苦笑)    ひとまず ぱちぱち。

                          


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